リフォーム計画をする時の下準備。何をすれば良いの?

アドバイザーブログ

じゅうmado宇部でも、リフォームをしたいというご相談を受けることがありますが、新築よりも実は難易度が高いケースが多々あります。

それは、家の状態が、まちまちだから。

一言で言ってしまえば、そういうことなのですが、単純にリフォームでは済まないような状態の場合もありますし、リフォーム希望だったけど、お話を聞いているうちに、増築の話が出てきたりするケースもあります。

おそらく、皆さんも、この家をリフォームしたいな。と思って、いろいろ調べ始めた場合、結局、私の家は、どうなの?何ができるの?何をどうしたらいいの?という壁にぶちあたるのではないでしょうか。

比較的簡単なリフォームは、住宅設備機器(キッチンやお風呂、トイレなど)を新しくしたい。というもの。このように、設備機器の交換ということだけであれば、金額もわかりやすく、工事業者も比較検討しやすいでしょう。

仮に見積もりを依頼するとして、選ぶ設備機器によって、価格は変わりますよ。というお話になるとしたら、どういうものがいいのか?については、ある程度、今の時代ですからネット検索も可能ですしね。

しかし、家の骨組み(構造)に絡んでくると、話しは非常に難しくなります。

現在、リノベーションブームでもあり、元々の家の感じとは、ガラリと見た目を変えることもできます。そんな、事例もネット検索で、かなり目にするようになりました。しかし、リノベーションは、実際には、仕上げを変えているだけでなく、間取りまで変える、壁を撤去するなどの工事を行っていることが多いのです。

かれこれ、40年以上前、昭和の時代の家だと、今のようにリビングダイニングではなく、台所と居間が別々なのが当たり前でした。そうすると、リフォームする際に、この壁が邪魔!ということが多々あります。この壁を無くして、部屋と繋げて、広いLDKにしたい。

しかし、今は、地震などの被害も怖い。本当に壁を無くしてしまっていいのでしょうか?

そう考えると、簡単に壁や柱を取ってしまうのはいかがなものか?となります。気軽に「柱を取ってしまえば大丈夫ですよ。」という業者もいるでしょうが、そこは是非慎重に。

となると、かえって、もっと大昔の築100年ぐらいの古民家を再生した方が、構造的には、安心かもしれませんね。壁がそもそもなくて、100年以上も無事に建っている。といっても、今度は、逆に広すぎて困るという声もよく聞きますが・・。

昨今の省エネブーム。これも、リフォームする際に、悩むところです。よく見かける、新築住宅の売り文句「エアコン1台で済みますよ。」という話は、ある程度、面積が小さくて、開放制がある家で、かつ、断熱がしっかりしている家に限ります。

年々、寒暖差が激しくなっているように感じる昨今では、この省エネ住宅については、必ずと言っていいほど、考えなければいけない問題になります。

リフォームする際に、断熱性能を上げようと考えると、かなり大掛かりな工事になってしまいます。でも、この先、何年も住み続けるなら、やはり考えておいた方がいいですよね。

考えないで、決めるよりは、考えたうえで決める。これが鉄則です。

では、まず、皆さんが、リフォームをしようとしている、その家はどんな家なのか?
これによって、考える手順と方向性が変わってきます。

  • 築年数は?
  • 間取りは?
  • リフォーム歴・増築歴は?
  • どこの建築会社(工務店)で建てられたか分かる?

そして、次に、何故リフォームをしたいと考えたのか?これについては、ご自身で、理由を書きだした後に、整理するという作業を行います。

そのためにも、どんな家なのか?が重要になってきますので、ぜひ、可能な限りで調べていただいて、相談に来ていただければと思います。

実際には、リフォームしたい箇所によって、もっと、今の家の仕様なども、知る必要がありますが、それは、相談開始後でも、大丈夫です。

何故なら、まず、書きだした理由を整理する際に、ご自身、あるいは、家族だけでなく、第三者の目、ここでは、相談窓口を利用するということをおすすめするわけですが、それにより、整理のポイントがわかった上で、具体的な手段のお話に進む際に、細かい仕様を知る必要が出てくるからです。

※仕様・・家に使われている、材料、資材、また、その性能など。家を建てる際には、建築図面と合わせて仕様書が添付されていることもある。

ということで、第三者の目が必要になった際の・・

リフォームのご相談は相談予約より

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